オリジナルプロダクト

クミカはオリジナルプロダクトを製造・販売するメーカーでもあります。
昭和40年代に開発した学校教材の「おどうぐばこ」に始まり、現在では子ども用自転車ヘルメットの「nicco」、
デザイン性と安全性を兼ね備えたスポーツサイクルヘルメット「kumoa」、
子ども向けプラスチック食器「キッズ用食器シリーズ」などのブランドを運営。
クミカの技術の粋を集めたBtoCプロダクトとして消費者へお届けしています。
ブランドメーカーとして培った機能やデザインへの意識は、
より質の高い提案となってBtoBのお客様にも還元されていきます。

nicco 「ニコ」子ども用自転車ヘルメット

子どももママも笑顔になるヘルメット

Story

2008年、法改正により子どものヘルメット着用が義務化されました。当時、何か独自の商品を作りたいと考えていた私たちは、世の中の役に立ち、自分たちの技術が生かせるヘルメットをつくろうと考えました。まずは地元のママグループにどんなヘルメットがほしいか、何が不満か、何度もヒアリングを行いました。キャラクター商品が多かった中、「帽子みたいなシンプルでかわいいヘルメットをかぶせたい。1歳くらいのベビーサイズがほしい。」という声が。コンセプトが決まりました。デザインと安全規格で試行錯誤すること2年余り。ようやくniccoが誕生しました。ユーザー方の声をniccoの開発に反映させ、niccoは常に進化しています。

About

niccoは1歳からかぶれるシンプルでかわいい国産自転車用ヘルメット。生産をはじめ、企画からデザイン、販売までトータルで行っている自社ブランド商品です。

Techniques

素材とデザインにこだわり、より安全に、よりコンパクトに
niccoは金属部品を一切使用していません。そのためリサイクルしやすく、側面に金属リベット用穴が不要のため強度やデザイン性もアップ。シェルと呼ばれる外側の帽体は、自動車ボディと同じ塗料を使い耐久性を確保。塗装仕上げならではのカラーリングとバリエーションを展開しています。各部材にベストな素材を採用し、安全かつコンパクトな形状を実現しました。成形、塗装、組立と全て日本国内の自社工場で行っています。弊社がこれまで工業部品で培った技術を詰め込んだ商品です。SG規格又はCE規格合格品。

dolphin ドルフィン

スクール&カジュアル自転車用ヘルメット

Story

子ども用自転車ヘルメットnicco(ニコ)の誕生から10年。niccoを愛用してくれた子供たちもティーンエイジャーになりました。中学校ではいまだに工事用ヘルメットのような自転車安全規格とは別のヘルメットを推奨している地域も見受けられます。中高生の自転車事故の増加が問題視される中、私たちは十代以上の全ての人に向けて安全性はもちろん、学校でも休みの日も日常にとけこむシンプルでベーシックなヘルメットを提供しようと決めました。

About

ドルフィンヘルメットは、niccoと同様にハードシェルを採用し、カラーバリエーションもネイビー、ブラック、ブラウンなど制服でも私服でもなじむベーシックカラーを揃えました。毎日のタフな使用にも耐える丈夫なハードシェルを使用しています。タフな反面、髪型がくずれないようヘアポケット*をつくり、髪型をキープできる工夫も忘れていません。十代以上の全ての方に提供するため、お求めやすい価格にもこだわりました。*意匠登録出願中

Techniques

ドルフィンヘルメットは構造をシンプルにしつつも、ハードシェルやワンタッチでサイズ調整できるアジャスターの搭載など必要な機能を備えています。表からは見えませんが、あご紐の構造などこれまでの知見を活かした機能的な設計がなされています。日本国内工場で生産、SG規格合格品です。

daily use cap 「クモア」プロテクションキャップ

日常の自転車生活を
より楽しくより安全に。

About

街で自転車ライフを楽しむ大人のためのヘルメット。丈夫なハードシェルや、日本人の頭にフィットするデザイン、8カ所のベンチレーションにより通気性を確保。バイザー部分は好みに応じて取替でき、角度も自由に変えることができます。自社ブランド商品第三弾。

Techniques

十分なベンチレーション(通気孔)と軽さを確保するため、ハードシェル(外側の帽体)を二つのパーツに分け、天井部をハニカム構造に。オリジナルあご紐のパーツによってスムーズな調整を可能に。きのこのような形状にしないため、金型の抜き勾配を最小限に。成形、塗装、組立と全て日本国内の自社工場で行っています。安全規格CE規格合格品。

Story

子ども用ヘルメットを開発販売する中で、ヘルメットの重要性を実感していた私たちは、大人にもヘルメットをかぶってほしいと考えていました。日本では、本格的なレース以外ヘルメット着用率は欧米に比べ低いままです。自転車死亡事故の6割が頭のケガによるもの、頭さえ守れば多くの命が助かる。全員が自転車大好きというデザイン会社とタッグを組み、街に馴染むおしゃれで丈夫なプロテクションキャップを開発。頑丈なハードシェルをどこまで軽くできるか。日本人の頭に合う形状かつコンパクトなデザインを追求。何度もプロトタイプを作ってはやり直し、老若男女問わずフィットするプロテクションキャップが誕生しました。

「マモル」子ども用防災ヘルメット

小さな命をまもるヘルメット

About

小さな子どもでも簡単に装着できるカラフルな子ども用防災ヘルメット。企画開発から生産販売まで社内で行う自社ブランド商品第二弾。

Techniques

mamoru防災ヘルメットは、自転車用と同じく金物を一切使用していません。小さな頭にフィットするキッズサイズ。カラーはツートンでカラフルに警察の盾にも使われるポリカーボネートを採用しました。成形、塗装、組立と全て日本国内の自社工場で行っています。厚労省保護帽(飛来落下)規格合格品。

Story

きっかけは2011年の大震災でした。自分たちに何ができるのか。そんなとき、幼稚園や保育園から、赤ちゃんサイズのヘルメット、装着が簡単で子供が喜んでかぶるがヘルメットがほしいという声が寄せられました。当時、防災用ヘルメットは工事用ヘルメットを小さくしたようなもの、操作が複雑なものが主流でした。私たちは倉庫に眠っていた試作型を使い、自転車用とは異なる安全規格を一から勉強、専用の試験装置も社内に導入し、約1年で子ども用防災ヘルメットmamoruを完成しました。

キッズ⾷器シリーズ

小さな手にも優しくフィット

About

子ども用190mlマグカップ。二重構造設計で熱伝導を抑え、温かい飲みものを入れても外側は熱くない、冷たい飲み物も水滴がつきづらい優れもの。お子さまがカップの底に手を添えて持つことができます。またインナーを白にすることで飲み物の色がわかるよう配慮されています。電子レンジOK。食洗器OK。

Techniques

二重成形採用。インナーカップを成形した後、別の金型にインナーカップをインサート(挿入)し、アウター部分の樹脂を流し込む二重成形を行っています。カップの底にあるロゴマークは印刷やシールではないため、マークが剥がれたり、すき間に汚れが入ったりしません。口があたる部分はやさしい丸みを、かつカップのデザインのシャープさを損ねないバランスを大事に。

Story

子ども用品を専門に扱うショップ様からこんなカップがほしいという相談を受けました。まず口に直接ふれるから素材が安全であること、子どもが自分で持てる大きさであること、中の飲み物の色がわかること、食洗器や電子レンジが使えること、ロゴがシールや塗装ではげたりしないこと、そしてシンプルで美しいデザインであること。どのメーカーに頼んでも実現できなかった理想のマグカップ。リクエストを受けて商品化しました。

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